ERI SILKは、タイで出逢った心温まる養蚕プロジェクトです。
キャッサバ芋は、タピオカの原料として広く知られています。栽培はとても簡単で、茎を地中に挿すだけで発根、生育できます。
そのため、収穫された芋はとても安価な価格で取引されてしまい、広大な農地を持っていても、貧困層から抜け出す事が出来ないこともあります。また、若い世代は仕事を求めて都市部へ出て行ってしまうという悪循環がありました。
キャッサバの葉っぱは、芋同様に毒性があるので食べることが難しく、これまでは焼却処分されていまし た。
しかし、ERI SILKの餌にすることで、葉っぱをうまく活用することができるようになりました。野蚕の一種なので、生命力も強く、養蚕もそこまで難しくありません。
養蚕を通じて農家の自立を支援する、そこに暮らす人たちにも環境にも優しいプロジェクトです。
